ラ・マンチャの風車を訪れ、知られざる<中部スペイン>を 東西南北に周遊する 16日間
第 1日目 成田発、直行便にてパリ着。
空港でお出迎えし、乗り継いでマドリッドへ。 <マドリード泊>
第 2日目 マドリードから車で南へ向かます。
ルイ14世の孫アンジュー公フィリップ、改めスペイン王フェリーペ5世が、ヴェルサイユを懐かしんで建てた離宮『アランフェス宮殿』を訪れます。
宮殿の見学後、昼食です。
食後東へ進んで、高台にお城を頂く村チンチョンに向かいます。
着後、素朴な美しさを讃えるプラサ・マヨール、その他村の見所を観光します。
宿泊は17世紀の修道院を改装したパラドールです。
夕食は、地酒のワインの造り酒屋のレストランで巨大なカメに囲まれて郷土のお料理を。 <チンチョン泊>
第 3日目 チンチョンを発ち、東へ走って、リオ・フカールの切り立つ谷の断崖の上にへばりつく景勝の町クエンカへ。
着後、旧市街を観光します。
空間にはり出す家々を対岸に見晴らす、16世紀の女子大修道院の<パラドール>に泊まります。 <クエンカ泊>
第 4日目 クエンカを発ち、東に向かって風車の国『ラ・マンチャ』を目指します。
カンポ・デ・クリプタバル村の背後は、風車の行列です。
プエルト・ラピセ村で、セルヴァンテスが滞在した旅籠を見ながら、さらに、コンスエグラの風車の丘へ。
その後やや北上して、トレドへ。
着後、カテドラル、エル・グレコの家その他を訪れましょう。
タホ河をはさんでトレドの旧市街を対岸に見る、ホテルに泊まります。 <トレド泊>
第 5日目 トレドを発ち、西部スペインに向かいます。
グアダルーペで昼食をとり、圧倒的スケールの修道院を見学し、旧市街のかわいらしい小径を散策しましょう。
その後、かのコンキスタドール『ピサロ』の町、トルヒーヨへ。
着後、16世紀のプラサ・マヨールを持つエキゾチックな旧市街を訪れましょう。
お泊まりは16世紀の修道院宮殿だったホテルです。 <トルヒーヨ泊>
第 6日目 トルヒーヨを発ち、古代ローマ都市メリダを目指します。
着後、ロマネスク様式の素晴らしい教会『サンタ・エウラリオ』教会を訪れた後、ローマ遺跡では、アウグストウスの娘婿アグリッパが建設した古代劇場、闘技場などを訪れます。
さらに『古代ローマ博物館』も必見です。
昼食後、大航海時代の町並みがそのまま残る、<世界遺産>の古都、カセーレスへ。
着後、旧市街の散策。
お泊まりは14世紀の宮殿です。夕食は2つ星のレストランで。 <カセーレス泊>
第 7日目 カセーレスの観光後、ラ・アルベルカへ向かいます。
ペーニャ・デ・フランシア山脈の懐に抱かれたラ・アルベルカの町は、16世紀から時計の針がとまったままの如き、中央広場と家並を大切に守り抜いています。 <ラ・アルベルカ泊>
第 八日目 ラ・アルベルカを発ち、北上します。
西スペインでもっとも重要な都市サラマンカを目指します。
サラマンカでのお泊まりは、かつてのお屋敷を改造した、瀟洒なホテルです。
夕食は洒落たピンチョスの専門店にて。 <サラマンカ泊>
第 9日目 サラマンカに滞在します。
スペイン最古の大学を見学します。中世のままの講義室や、回廊等素晴らしく、さらに<大学入学の為のラテン語予備校>の天井画『サラマンカの空』は息をのむ美しさです。
ご夕食は、1つ星で。 <サラマンカ泊>
第10日目 サラマンカを発ち、北上します。
マドリー建設以前のイスパニア王国最初の首都の一つ、ヴァリャドリードに立ち寄り、イザベラ様式の傑作のファサードを持つ『サン・パブロ教会』、スペインで最も重要な『彫刻美術館』等、見所訪れます。
その後、北スペインの王都ブルゴスへ。
着後『サン・ティヤーゴ・デ・コンポステーラ』への巡礼路の重要な札所、ブルゴスのカテドラルを見学。
お泊まりは、町の郊外に移築した中世のお城を基にしたホテルです。 <ブルゴス泊>
第11日目 ブルゴスを発ち、『サント・ドミンゴ・デ・シロス』の僧院や、『ペーニャフィエル』と『コカ』のお城を訪れながら、城郭都市アヴィラに向かいます。
お泊まりは、16世紀の宮殿を改装したパラドールです。
城壁の夜景は、必見です。 <アヴィラ泊>
第12日目 アヴィラを発ち、セゴヴィアへ向かいます。
着後、大聖堂と、『シンデレラ』のお城のモデルになったお城、その他を観光します。
さらに、フランスはプロヴァンス、チュニジアと並ぶ、最も大規模かつ保存状態のよい三大<古代ローマの水道橋>の一つも必見です。
ご夕食は、セゴヴィア名物『乳飲みブタの丸焼き』を、是非試してみましょう。 <セゴビア泊>
第13日目 セゴヴィアを発ち、フェリーペ5世がヴェルサイユを懐かしんで建てた、夏の離宮<小ヴェルサイユ>とも呼ばれる『ラ・グランハ宮殿』を訪れます。
その後、スペイン王室修道院兼宮殿『エル・エスコリアル』へ。
世界一の大帝国を維持するフェリーペ2世が、晩年厭世的になって隠棲する為に築いた大修道院兼宮殿は、歴代王の墓所ともなっており、かつ今日でも王室所有で、国王が式典にやってくる所です。
その後、マドリード近郊のグアラダマ山脈にいだかれた山里、モラルザザル村の1つ星オーベルジュに泊まります。 <モラルザザル泊>
第14日目 いよいよマドリーに引き返します。
着後、インファンテ宮殿、大武器庫博物館、プラード美術館等を訪れましょう。
スペイン最後のディナーは、2ツ星にしましょうか。
お泊まりは、知る人もほとんど居ない、素敵な隠れ宿です。 <マドリード泊>
第15日目 マドリーを発ち、パリ経由でご帰国の途へ。 <機中泊>
第16日目 成田着。
お疲れさまでした。